折れ線グラフの書き方が分かったよ!
もう少し分かりやすいグラフにできたらいいんだけどなぁ。
そうですね。例えば1つ1つのデータをもっとはっきり見せたり、グリッド線を追加したりできると良いわね。
プログラミングの仕方を教えてください!
基本形
まず、グリッド線を追加したいときはこのように書きます。
データを目立たせたいときはこのようにマーカーを設定することができます。
# 実際にプログラムを動かしてみよう
import matplotlib.pyplot as plt
# データの準備
x = [1, 2, 3, 4, 5]
y = [1, 2, 3, 4, 5]
z = [2, 3, 4, 5, 6]
# グラフを描く
# グリッド線の追加
plt.grid(True)
# 丸・直線・青色
plt.plot(x, y, marker='o', linestyle='-', color='b')
# 四角・点線・赤色
plt.plot(x, z, marker='s', linestyle=':', color='r')
# グラフの表示
plt.show()
いろいろなパターンでグラフが描けそう!みんなもやってみて!
使い方の例
このプログラムでは、Aさんの曜日ごとのスマートフォン利用時間を折れ線グラフにしています。
# サンプルコード
import matplotlib.pyplot as plt
# 曜日とスマホ利用時間のデータ
days = ['Mon.', 'Tue.', 'Wed.', 'Thu.', 'Fri.', 'Sat.', 'Sun.']
usage_hours = [2, 2.5, 2.5, 2, 3, 5, 4.5]
# グラフを描く
# グリッド線の追加
plt.grid(True)
# マーカーの設定
plt.plot(days, usage_hours, marker='o',color='b')
# グラフの表示
plt.show()
データポイントがはっきり見えるとグラフが読みやすくなった!
グリッド線で位置も確認しやすくなったね。
その通りです!
視認性を高めることで、グラフが誰にとっても理解しやすくなります。
また、情報を迅速かつ正確に伝えることができるんですよ。
やってみよう
⌨️次の点を意識して、折れ線グラフを描いてください。
①線は直線、データポイントは四角(s)で表示し、折れ線を赤(r)に変更して、グラフを作成してください。
②グラフにグリッド線を追加してください。
日にちと売上のデータは以下の通りです。
★データ★売店の売上
日にち(days): Mon./Tue./Wed./Thu./Fri.
売上(千円)(sales):100, 200, 150, 160, 350
📖 解答例と解説
# 解答例
import matplotlib.pyplot as plt
# データの準備
x = [1, 2, 3, 4, 5]
y = [100, 200, 300, 400, 500]
# グリッド線の追加
plt.grid(True)
# マーカーの設定
plt.plot(x, y, marker='s', linestyle='-', color='r')
# グラフの表示
plt.show()